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【独占】ごとう選手が語るモルック関東プライムリーグとjaja patatasの2シーズン、そして3シーズン目へ【 #PR 】

木の棒を投げて木の棒を倒すレジャー・モルック。それを競技志向で行う大会は現在毎週のように開催されています。

そのほとんどはワンデー大会、もしくは土日の2日間をかけて優勝を争うトーナメントが占めていますが、中には成績をポイント化して積み上げていくポイントレース、リーグと呼ばれる形式で長期間争うリーグ戦も存在しています。

そんな長期大会の中でも、2023年から開始されている「モルック関東プライムリーグ(MKPL)」は、関東で活躍するプレーヤー達がしのぎを削る場として定着しつつあります。

実は、本ニュースブログを運営するjaja patatas(ヤヤパタタス)がMKPLも運営しているということもあり、PR記事としてMKPLの魅力が伝わるようなインタビュー記事を公開します

インタビューをこころよく引き受けてくれたのは、リーグの1クラブとしても参加しているjaja patatasに、リーグ限定で所属している、ごとう選手(彼含めjaja patatasとしてリーグに参加している選手は、jaja patatasの活動全てに参加しているわけではありません)。リーグに参加後実力と自信をのばし、2023年にはトーナメント優勝も経験するなど活躍する同選手に、成長の実感とプライムリーグの魅力についてお聞きしました。

ごとう選手 X(自称Twitter)

(インタビュアー カクシトイスタ貝塚)

モルック関東プライムリーグとは

2023年から発足。プレシーズンを経て、4月~8月に当時6クラブでシーズン1を実施し、ホシノ選手率いるSLAPSが優勝する(MVPはりお選手)。シーズン2は2023年11月~2024年5月の秋春制、8クラブで実施され、SLAPSが連覇。さらにシーズン終了後には下部大会「モルック関東プライムリーグチャレンジ」で優勝した武蔵野と、リーグ8位の北関東ライラックスの入れ替えプレーオフが控えている。

世界大会や国内の大規模大会で優勝するような選手・チームの育成、競技的に行われているモルックやその選手に対する注目を集めるために生まれ、これまでのモルック大会・リーグでは実現していなかった「ホーム&アウェイ総当たり」「8人以上の登録選手によるクラブ単位での長期戦」「シンプルで外部からも分かりやすいフットボールライクの勝ち点制度」「1試合単位でのSNS発信」「毎月2試合の動画配信試合による露出」などを特徴としている。

2024年10月からはシーズン2024-25の開幕が告知されており、同時に開催されるリーグ入りを目指す長期大会・プライムチャレンジの参加クラブ募集も控えている。

モルック関東プライムリーグ HP

きっかけは「モンクさん」

きっかけは…今、島根県の津和野というところにいる「モンクさん」から、突然モルックをしないか、と言われたところからです。2021年の5月くらいでした。本当に急で、他の遊びに誘われるのと変わらないです。

モルック自体はさらば青春の光などで知っていました。ニッチなものに手を出したな~と思ったんですが、前知識もあり、まあまああたったこともあり楽しかったですね。

もともとボードゲームも好きなので、シナジーはあったと思います。

なんで続けられたのか…「人」ですね。話の種というか、人と喋るのが好きなので、その媒体としてのモルックがしっくり来ているという感じです。出会った人々が素敵だったので今も続いています。

最初の大会は「モルフェス」という、昭島で開催された大会でした。同じ2021年の7月あたりですね。すぐに大会でした。人工芝だったこともあって全然当たらないし、砂とはまったく違う感触なのでびっくりしました。でも、それはそれで楽しかったというか。

「モルフェス」終わった後そのまま同じ日に、大会で会った人と一緒にモルックをするのですが、そこにモルックを始めたばかりのにしむー(現RATEL所属のトッププレーヤー)がいて、ジェットさん(杉並エンジョイモルック)、すわろ~ず(タカ選手、エツ選手。2人もリーグではjaja patatas所属)がいてっていう人のつながりが、今も続いている理由だと思います。

そんな中で、2023年、突然貝塚さん(インタビュアー且つ本ニュースブログ運営且つjaja patatas代表且つプライムリーグ運営)からモルック関東プライムリーグに呼ばれました。本当にびっくりしました(笑)。基本的にモルックの大会に出るとかチームを組むとかは受け身なのですが、誘われたときに、リーグ戦っていう仕組みは面白そうだったので呼ばれたらいいな~とは思っていたのですが、jajaに呼ばれたのは意外でした。

ごとうさんを呼んだのは、すでに決まっていたすわろ~ずやレック(みゆきち、おち両選手)などと関係性があったのでフィットしそうだな、という理由がありました

とても深くjajaの面々と関わっていたわけではなかったので、こうして入ったことによって結果的に人のつながりの幅が広がりました。特にりく、ぺい両選手とはこれがなかったら一緒にプレーする機会はそうそう訪れなかったのではないかと思います。

※裏話ですが、りく、ぺい両選手は、同じくjajaとしてリーグ参加してもらっているタツヤ、ミホ両選手との元々の関係性もあって参加してくれています。りく、ぺいの2人はリーグ以外の大規模大会で大活躍を続け、ついに2024年世界大会in函館の国別対抗戦・日本代表選手を勝ち取りました(もう1人はおちゃまる。ことVistAA所属の落合選手)。本人たちの努力なのでjajaが育てた!とはまったく思っていませんが当然メチャメチャ嬉しい。

自信を得たシーズン1

2023年のシーズン1で一番印象に残ったのは、自分自身の初戦、北関東ライラックス戦(ホーム)でした。

相手は落合(おちゃまる。)選手、オタアユ選手(この2人は現在はリーグから離脱し活躍中)、よっち選手、だーやま選手っていう知っている人なら尻込みするようなラインナップで。あの日はラストスローを何回も外しちゃったんですが、最終的に勝つことができたのが自信に繋がりました。

jajaはごとう、貝塚、りく、ぺいっていう4人で。それこそりく・ぺい両選手とは初絡みに近かったんですが、自分が失敗しても何回もお膳立てと尻拭いしてもらったおかげで勝てたことを覚えています。

僕も同じですね。すごく助けてもらって、自分自身はアレだったんですが、北関東であの4人の並びに勝てたんだ!ってことが根拠のない自信になりました。

その同じシーズン、こちらは4人の構成でFuchu-möl White Horsesと対戦するのですが、結局8セット戦いきって引分になってしまった苦い思い出もあります。

今ではチーム戦では3番に入って、上がり目が不思議なくらいに回ってくるようになって、不思議と緊張せず最後の1投を投げられるようになってきました。そうしたら他の大会で別のチームではいっても、3番とか4番で、1回り目は地味に繋いで、2回り目にはラストがきたらやってやるぞ、という立ち位置になりました。

3番や4番は間があくことが多いのですが、ここ一番が来ても嫌な気分にならなくなりましたね。

2023年は比較的大きめの大会として、富士山カップという大会で優勝することができました。オタアユ選手の代打でカッキー選手、どみ選手とともに出たのですが、そういう経緯も緊張感がなかった良い要因だったかもしれません。

新潟大会も4番固定で出場して、ベスト4まで行けました。4番っていうのは、前のセットが3番で終わったとしたら、6ターン待つことになっちゃうんですよね。自分はそういうときも不思議と「待てる」ほうで、大会でも事前のウォーミングアップが有ってもなくても影響しないタイプなので、合っているのかもしれません。

そういう大きな大会に行ったときは、プライムリーグの経験が活きます。リーグは毎試合が決勝みたいなもので、負けるとちゃんと後に響く。リーグは団体戦なので、出ていない選手の分もっていう気持ちになるので、重みがあります。そういう感覚はプライムリーグでしか体感できないですね。

モルックを競技でやるとなったときに、個人的にはリーグという形式の方が合っていると思います。1投1投や試合単位だと多少の運要素もあるので、リーグという長期間で分かってくる実力や結果というのが特徴ですね。

フォーマットがシンプルだからこそ重い(笑)。そしてこういう経験が一発勝負のトーナメントにも活きると思ってます。

あの動画は何回も見返してます

今シーズンは14試合中、半分近くに出場しました。QH率(狙い通りに投擲を決めた率)は7割を超えることができた良いシーズンだったと思います。

一番印象に残ったのはホームのFuchu-möl戦です。1-3(4セット先取)、追い込まれたところから4セットを連取してフルセット5-3で勝利しました。最も難しいタイプの逆転を決めることができたのでベストゲームです。

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あと2点取られたら負け、というところから2番スキットルを叩いて押し込みました。個人的にパワープレーはあまり得意ではなかったのですがやるしかなかった場面だったので(笑)。次に投げるFuchu-mölの選手はミスターKさん(同選手は結局シーズン2で8割超えのQHを記録し、最優秀QH率の個人賞を獲得した)だったのですが、2番単独ではなく2本倒しての2点を狙い、その結果3本目が倒れてオーバースコア(51点以上の得点になり、25点に戻ること)になった重要なシーンでした。

あの試合は動画にもなっているのですが、自分でも何回も見返してますね(笑)。最近のモルックではみんなが上手くなっているので逆転がどんどん難しくなっているのですが、だからこそ価値があったと思います。チーム戦だからこそミスターK選手は2本での2点を選択したかもしれないってのも背景にありますね。

長くリーグを続けていくことによる面白さもあると思います。だんだん「文脈」ができてくると思うので、長く続いてほしいですね。

リーグの歴史を見たい

次の2024-25シーズンでは、リーグ運営としてプライムチャレンジに沢山のクラブが参加してくれることを目標としています。

クラブの数が多くなるほどリーグ全体が面白くなると思います。それにあわせてリーグの形自体も拡大していき、リーグの寿命にも繋がります。長期のリーグであれば、個々の大会にはスケジュールやプライベートの都合で出られないとかがあっても、リーグであればどこかに出れば良い、という選択ができるので、選手個人もどんどん参加してもらえればと思います。

あとは、リーグが進んでいけば、移籍とかクラブ同士のライバル関係といったものも出来上がってくるかも!そういう歴史が少しずつ積み重なっていくのも楽しみですね。

※移籍に関してはシーズン2024-25から可能になるよう、リーグ運営内で制度を調整している段階です。リーグクラブ同士や、リーグクラブとチャレンジクラブ間での移籍、あらかじめ移籍期間を決めたうえでのレンタル移籍というのも可能にしていく予定です。

僕はこのリーグが大好きなので、何十年単位で続いてほしいですね。ぜひ皆さん参加してみてはと思います。

今後もリーグ内外で活躍されることを期待しています!

ありがとうございました!

ごとう選手:埼玉を中心に活動する。固定したチームはなく、大会ごとに様々なチームで参加する。モルック関東プライムリーグはシーズン1からjaja patatasに参加し、シーズン1では4試合で5回、シーズン2は6試合で8回のラストスローを成功させ、フィニッシャーとして3番や4番での出場が多い。シンプルかつクセのないストレートの精度と、チームを和ませるコミュニケーションが特徴で、コート内外でチームを助けるバイプレーヤー。

プライムリーグ新シーズンについて

大規模大会で優勝する選手(チーム)の輩出やプレーレベルの底上げ、「見るモルック」文化の浸透を目的としている『モルック関東プライムリーグ』新シーズンとなる『シーズン2024-25 "CYCLOPS"』は2024年10月~2025年4月の秋春制で開催されることが決定しています。

シーズン2で2連覇を達成した強豪「SLAPS」にストップをかけるのはどのクラブなのか。また、最後の椅子となる8番目の参加クラブは、7月下旬に行われるプレーオフの結果によって「北関東ライラックス」か「武蔵野」のどちらかに決定します。

さらに、同時期に『モルック関東プライムリーグ』の参戦権をあらそう登竜門となる長期トーナメント『モルック関東プライムリーグチャレンジ』も開催。

こちらは8名以上の選手登録が可能な関東のクラブが参加できるオープントーナメント。リーグと同じ長期間を、1ヶ月あたり1~2試合のペースで行い、事前に決定した上位に入賞すれば、自動昇格または入れ替えプレーオフに進出することができます。

『プライムリーグチャレンジ』については8月からエントリー開始を予定。事前にエントリーについての概要が公開されるため要チェックです。

それぞれ、公式HPやSNSにて詳細が発表される予定です。

モルック関東プライムリーグ公式HP

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