
全国のモルックファンの皆様おはようございます。全国モルックカレンダーの編集チームに所属しているカクシトイスタ貝塚です。
何回か不定期で続けているコラムですが、今回はモルックの動画を撮りたい!とお考えのかたに向けたノウハウや道具の紹介をしたいと思います。
私がモルックの動画を取り始めたのは2020年あたりで、特に気合を入れずにダラダラとたまーにアップする感じで過ごしているのですが、ここ最近は動画をYouTubeに上げる選手が一気に増えたなと感じます。スマホ1つあればそれなりのモノは作れるのでいい時代になりました。
そんなわけで、まだまだこれから始めてみたい、という方も少なくないはずなので、私が動画を撮ってYouTubeにアップロードするまでにやっていることを紹介しようと思います。
- 先にまとめ
- 「目的」と「誰が観る動画なのか」を決めよう
- まずは最小限の道具から始めよう
- 撮影時のポイント
- 編集・投稿時のポイント
- 最大のポイント⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 【追記】スキットルの色分けについて
先にまとめ
- 「目的」と「誰が観る動画なのか」を決めよう
- まずは最小限の道具から始めよう
- 公開する動画は他人に配慮しよう
宣伝っぽくなりますが、私は「堅守速攻モルック」という名前でYouTubeにモルックの動画を出しています。

「目的」と「誰が観る動画なのか」を決めよう
いきなり道具やアプリを紹介するよりも大事なこととして、なんのためにモルックの動画を撮るのか?をざっくりレベルで決めると楽になります。
例えば、私のYouTubeチャンネル・堅守速攻モルックでは、「モルックの試合をスポーツ的な視点で撮ること」が目的です。元々おもちゃ遊びとして始まっていますが、実は奥深くて競技として面白いんだよ、ということを知ってほしい、というねらいがあります。ターゲットも「モルックをほんの少しだけ知った人、これからモルックをやってみたい人」といった初心者・初級者レベルからと幅広くしています。
初心者にも見てもらいたい!となると、ちゃんとルールを丁寧に説明しようとか、なんでそこに投げたの?という戦略面を簡潔に説明する必要性が生まれます。あと、選手やチームを紹介するときに「内輪向けにしない」こと。とにかく、初めて見る人が置いていかれないような配慮をしているつもりです。
というのが私の目的なのですが、他の人はまた違うと思います。考えるだけでも以下のようなパターンや例があります:
- モルックを投げるときのフォームを撮影して、プレーの参考にしたい。
- 自分というプレーヤーの試合や練習を紹介して、選手として応援してもらえる存在になりたい。
- ホームビデオのような感じで、仲間内や家族内だけで観る動画を作りたい。
- 試合中に発生した珍プレーやミラクルプレーだけを撮ってSNSやショート動画にアップしたい。
こういった目的をある程度考え、事前に完成図を想像するのがオススメです。
とはいっても、 最初からやりたいことが100%はっきりすることはないと思うので、考えすぎて腰が重くなるよりはとりあえず撮ってみる、というフットワークの軽さも大事です。
まずは最小限の道具から始めよう
動画を撮影するときに、カメラとしてスマートフォン(など)を用意するほか、いろいろな道具が必要になってくるとは思いますが、最初は最小限の準備があればOKです。動画撮影自体が趣味として続くかはやってみないと分からないので、ある程度続けていけそうなら増やしてみましょう。
モルック動画撮影に使う道具の紹介
以下は私が使っている道具の紹介ですが、必要性に応じて星を付けています。最初は⭐️⭐️⭐️のものだけあれば十分以上といえます。なお、特にこれがオススメ!というアイテムはないので、あえてAmazonなどのリンクは貼っていませんのでご認識ください。
- ⭐️⭐️⭐️:必須レベル
- ⭐️⭐️:あると嬉しい
- ❓️:無くてもOK、趣味レベル
カメラ(スマートフォン)⭐️⭐️⭐️
使用機種:Zenfone 10
普段使いのスマホをそのまま使用しています。最近のスマートフォンであれば画質的に問題になることはほぼないと思います。私は昔からASUSが出しているAndroidのZenfoneシリーズを使っているのですが特に不満を感じたことはありません。
Zenfone10のいいところとしては、アクションカメラ風の内蔵ジンバルによる手ブレの少ない映像を撮れたり(三脚に固定するときはあまり意味がない)、今どき珍しくイヤホンの端子があるのでUSB-Cに変換せず外部マイクを取り付けられる、などが挙げられます。
ただ、他のかたから動画データをもらうときに、iPhoneやPixelなどカメラに自信のある機種で撮られたものはスキットルがはっきり見えるな~と思ってしまいます。カメラに詳しいわけではないので理由はわかりません…撮り方や当日の天候に左右される部分もあると思います。
一方で、最近のスマホ全部そうなのですが、microSDが挿せないので長時間にわたるモルックの撮影では結構気を使います。
また、撮っている間は他のアプリを触れないので、動画撮影用に使わなくなった前の機種を使うといった選択もアリです。
サブカメラ(スマートフォン・アクションカメラ)❓️
使用機種:Gopro Hero12

あまり他のチャンネルでは見ませんが、投げている選手を正面から撮るためのサブカメラを使っています。動画でワイプとして表示する用です。
必須ではないので古いスマホがあればそれでもいいですが、こういう使い方はアクションカメラが強いです。録画状態で置きっぱなしにしていても、勝手に10分くらいずつの動画ファイルに分けて保存してくれたりと「いい感じに」動いてくれるのが良いです。
私はGoproをワイプ用、さらにはVlog用にもしています。一方、アクションカメラは画角が広すぎるゆえ、メインカメラとして運用すると相対的にスキットルの番号が小さくなってしまうという問題があります。色々考えましたが結局スマホで撮ってしまうのが一番楽です。
三脚⭐️⭐️

モルックの試合を撮る場合は、少なくとも10分ほど、3セット先取などの長めの試合になると1時間以上になることもあるので、三脚はほぼ必須です。例外として、ショート動画がメインの場合は短時間なので必須とは言えません。
私はカメラに詳しいわけではないので、とりあえずAmazonでそれっぽいものを買って使っています。本格的なものだと数万円が当たり前であることを最近知ってびっくりしましたが、数千円レベルのもので十分です。
三脚を選ぶときには、
- 高さがどれくらいでるか(スキットルの番号や盤面は高さがあるほうがわかりやすくなります)
- 風に強そうか
- スマホ専用か、汎用的に取り付けられるか(汎用的だと、スコアシートなどを載せるためにも使えたりします)
といったところがポイントになると思います。特に高さは大事で、人の目線くらいの高さはほしいところです。
ちなみに、サブカメラ用の三脚は卓上で使う用のもので十分です。私は、持ち手にも兼用できるタイプにしています。
スマホホルダー⭐️⭐️

三脚に取り付ける、スマホを固定する用のホルダーです。
三脚と一体化していることもありますが、大抵は取り付ける感じになります。三脚を買うとセットでついてくるパターンもあります。
ホルダーによってはコールドシューという別のアイテムを取り付けるための凹みが作られているタイプや、さらにネジでパーツを増やせるものなど結構多様です。

また、タブレットサイズまで取り付けられるホルダーもあり、A5サイズのクリップボードを取り付けるとスコアシート用の台としても運用ができます。
別売りの外部マイクや、直射日光防止用の傘、夜間用のライトなどいろいろアイテムを取り付けたい!となった場合は、「リグ」といわれる骨組みが活躍します。上に書いたコールドシューやネジ穴が複数空いていたり、持ち手が存在することによって手ブレの少ない動画撮影が可能になります。

モバイルバッテリー⭐️⭐️

モルックは比較的長時間の撮影になることが多いので、バッテリーの運用に苦労することが多いです。そのため、多くの場合はモバイルバッテリーを繋ぎっぱなしにして撮影することが多くなります。
そうした際に、充電速度が速い「PD充電」に対応しているモバイルバッテリーを使うのはかなりオススメです。一緒にケーブルもPD対応にすることで、動画撮影中でもバッテリーを守ることができます。反対に、PDに対応していないモバイルバッテリーだと、動画を撮っていると充電しているのに減るほうが早いというケースに陥りがちです。
容量が少ないものであれば、端子が一体化していてケーブルなしで挿せるコンパクトタイプもあり、普段使いにも優秀です。

最近はバッテリーの爆発や火災の原因になったりというニュースもあるので、間違っても「家に転がってるよくわかんない古いモバイルバッテリーを使う」のは止めましょう。
スコアシート⭐️⭐️
モルックの試合を動画にする場合は、かならずスコアシートも付けておきましょう。自前で記録できなかった場合は、最悪試合後に選手が使っていたものをカメラで撮っておきます(必ず許可を得てください)。
外部マイク❓️

マイクはスマホ内蔵で十分ですが、試合を撮る際に会場の臨場感ある音声を収録したい場合は必要になってきます。スマホだけで撮ると、「本当はもっと盛り上がっていたのに音量にはあまり反映されてないな…」と感じることが多いです。
マイク自体はそこまで高価なものを使う必要はありませんが、外で撮ることに向いているものを選ぶと良いと思います。
- 風防やノイズキャンセリング機能があって、風の音や環境音を減らせる
- 広めに拾えるので、ギャラリーの歓声なども撮れる
個人的にはインタビューや出演者に喋ってもらうときにマイクの必要性を感じます。スマホ内蔵マイクだとどうしても「スマホを持っている撮影者本人」の音が大きくなってしまうので、外部マイクを向けた対象の人物が何を喋っているのかわかりにくくなってしまうからです。
多くのスマホは充電用のUSB-C端子しかないので、変換用のケーブルや充電ケーブルと同時に挿せるようUSBハブが必要になります。


私は最近(別用途にも使うので、自分の誕生日プレゼントとして)結構良いガンマイクを買ってしまいました。まだ数回しか運用していませんが、小型でもガンマイクというだけあって5mほど離れたところの話し声も拾ってくれます。これによって試合動画の臨場感がもっと出ればいいな~という感じです。

無線マイク❓️

これは自分も運用できていないので本当にちなみにレベルですが、無線で取り付けられるピンマイクを使うと、インタビューや話し声がよりクリアに拾えます。試合の解説を撮影しているその場でしたい場合も有効です(解説が選手へのアドバイスや情報にならないで済む)。どちらかというと録画よりもライブ配信向きかもしれません。
日除け傘❓️

冬以外の季節だと、スマホが温まってしまい撮影が止まってしまう、スマホの寿命を縮めてしまうといった問題があるので、様々な暑さ対策が必要です。特に、画像のような小さい傘を取り付けることで、直射日光を防ぐことができます。他にも、日陰にカメラを置いたり、(電池に余裕がある場合は)モバイルバッテリーを外す、不要なアプリを停止させる、白いタオルで包むなどの対策が必要です。
それでもスマホは熱くなりやすいので、無理に撮影を続けるよりは故障しないよう慎重に運用することをおすすめします。
スマホ冷却器❓️

一応使っているのですが、どのくらい効果を発揮しているのかは不明なので⭐️1つです。以前は単純に風を送るタイプを使っていましたが、現在は「ペルチェ素子」という風が当たることで冷える素材を使った冷却器を取り付けています。ないよりはマシといった程度です。
一応、送風タイプのものもあります。ちなみにそのまま使うと撮影した動画にファンの音がガンガン入ります。

ライト❓️

夜間や夕方にライトがほしい場合です。これもコールドシューに対応していてスマホホルダーの上に取り付けられるタイプが重宝します。
とはいっても所詮小型のカメラなので、スキットルが一気に見えやすくなるということはないです。どっちかというとインタビューなど近いところを撮るときや、室内向きです。
スキットルを見やすくしたいのであれば、もっと大きめサイズの投光器を使ったほうがいいです。

撮影時のポイント
では、当日撮影するときのポイントです。
画角を決める⭐️⭐️⭐️

どういった画角でプレーを撮影するのか決めます。何が理想なのかは撮影する目的によって変わると思います。
たとえば選手のプレーや投てきフォームを撮りたい場合は、選手が映るような場所にカメラを置きます。
それよりも、試合の状況やスキットルの配置・盤面を中心にしたい場合は、選手は多少画角から外れてもよいので、コートないがわかりやすくなるように配置します。私はどちらかというとこっち重視で、その際のポイントは、
- 選手の体がスキットルに被らないか(基本的にすこし横から撮ります)
- 端にいってスキットルも撮れる位置か
- テロップを置きたい場所と被っていないか
- スキットルの番号は大きく映っているか
- 三脚の位置が低いことによりスキットルの並びが見えづらくなっていないか
モルックの動画はどうしてもスキットルの番号が小さく映ってしまいます。これはスキットルというモノの都合なのである程度はしょうがないですが、スマホで観る人が多い時代なので、なるべく見えやすくしてあげるよう調整します。スキットル自体が古いと番号もかすれるので、新しいスキットルで撮影するのもポイントです。
水平に撮る⭐️⭐️
撮影し始めでよくあるのが、画角自体が地面と水平ではなく斜めになっていることです。見れないことはないのですが少し不親切な映像になるため、水平になるよう三脚を調整します。カメラの機能でグリッド(補助線)を表示すると楽になります。
録画設定をチェックする⭐️⭐️
スマホのカメラは設定項目が少なくシンプルですが、以下の点については事前にチェックしておきましょう。
- 解像度:基本的には1920*1080の「フルHD」でOKです。またアップロードしたいサービス(YouTube、TikTok、Instagram、Xなど)の推奨設定を確認しておきます。
- FPS:「リフレッシュレート」ともいい、動画の滑らかさを指します。YouTubeでは60fpsに対応しているので、できれば60がオススメですが、動画の容量を節約したい、そこまで滑らかさを求めていない場合は30fpsでもOKです。あとからスロー映像を編集したい場合は120fpsなどにしておくと捗ります。
更に細かくこだわりたい場合は、Proカメラ設定でフォーカスやホワイトバランスなどの調整が可能です。
出演者の許可をとる⭐️⭐️⭐️

間違いなく最重要です。試合を撮影する場合は、選手や対戦相手に事前に許可をとったうえで撮影を行います。
許可についても単純に撮っていいですかと聞くのではなく、どういう目的で撮影するのか、ネット上に公開するのか、どこにアップするのか、と明確な目的と公開先を話したうえでOKをもらいます。ネット上に公開する=全世界が見られる状態にする、ということになるので、最新の注意と配慮をしてください。
また、動画内で出演者を紹介するときも、「選手のニックネーム」なのか「本名」なのかといったところまで事前にすり合わせてください。
おそらく公式大会で、スコアシートに書いた名字がそのまま使われたのですが、事前確認がなく本人が意図しない形でした。
ショート動画はより多数の目に晒されることもあり、投稿する側の姿勢として不適切であるといえます。
なお、大会やイベントによっては主催者側が撮影を許可していないケースもあるため、大会規約のチェックも行いましょう。
撮影中もチェックする⭐️⭐️

最初のほうの撮影では、ちゃんと撮れているかチェックしながら進めます。いつの間にか録画が停止していたり、電話が着信してストップしていたり(機内モード推奨)、充電がキレていたり、選手の体でスキットルが見えなくなっていたり、いつの間にかカメラが下を向いて画角が変わっていたりと、意外といろんなことが発生します。
最初のうちは細かくチェックして、録画された動画ファイルもその場で確認しておきましょう。
撮り始めで多いのが、三脚が倒れてしまうアクシデントです。三脚は結構風で倒れやすいので、基本的には撮影者が離れないようにしてください。また、荷物をフックに吊るすなどの重さ対策は、三脚が折れたり壊れる原因になるのでおすすめしません。本格的な重さ対策をしようとすると、足に土のうを載せるなどかなり手間がかかってしまうので、基本的には人がそばにいることが対策になります。
編集・投稿時のポイント
撮影した動画を編集し、投稿するまでのポイントです。
ここで事前にことわっておきたいのが、私の編集環境がPCなのですが、最近はかなりスマートフォンで編集し投稿している方が多いので、スマホ編集の細かいポイントまでは把握していないということです。ただし編集アプリの作りや大まかな仕組み自体は同様かと思いますので、一応記載しておきます。
編集時に使用するアプリ・道具など
動画編集アプリ⭐️⭐️⭐️

私はPCがWindows11で、無料で使える高機能なアプリということで「Davinci Resolve」を使用しています。有料だとAdobeの「Premier Pro」が有名ですが、自分の作業だと問題なくDavinci Resolveで間に合います。古くからあるものだとAviUtlという無料アプリがあり、現在もアプデなどされて問題なく利用できるようです。単純にカット編集をするだけなら、Windowsに最初から内蔵されているMicrosoft clipChampなどでも十分便利に使えます。
「Davinci Resolve」は最初の導入が難しく、動画編集の概念的な学習が必要になりますが、一度慣れてしまえばかなり便利になります。多様なショートカットキーで編集作業のスピードを上げたり、本格的なテロップやエフェクトをつけることも可能です。プロが商用に作成する映像も作ることができるポテンシャルがあるので、学べば学ぶほど作りたいものがつくれるようになります。私は1%も習得していませんが十分作りたいものができています。
個別の使い方は割愛しますが、だいたいは検索するとすぐに情報が出てくると思います。編集作業時はつねに分からないことだらけなので、積極的にひとりで調べて解決できるよう習慣づけましょう。
編集アプリは正直なんでもいいですが、迷ったときは「使っている人がおおいアプリ」を選びましょう。検索して情報が出てきやすいのが大きなアドバンテージになります。
録音マイク・アプリ❓️
私の場合は試合の解説をしているので、録音の作業があります。アプリに関してはこれも無料の「Audacity」を昔から使っていますが、マイクに関してはコンデンサマイクとオーディオインタフェースを準備しています。

解説や別途音声をいれるつもりがない方は不要です。また、本格的なマイクでなくても、まずはUSBで直接接続できるマイクから始めればよいと思います。スマホやノートPC内蔵のマイクだと、どうしてもこもっていたりノイズが発生するので、聞き取りづらい音声になりがちです。
サムネイル素材作成アプリ⭐️⭐️
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YouTubeにアップする際はサムネイルを作成します。別になくてもOKですが、せっかくアップするなら見てもらいたいし、あとから見返す際もいつの何の動画なのかを判別するためにあったほうがよいです。
サムネイルを作成するためのアプリは、別に専用のものが必要というわけでもありません。単純でいいならPowerPointやGoogle プレゼンテーションといったスライド作成アプリで編集し、画像として保存すればそれを使用できます。MacだとKeynoteはかなり高機能でオススメです。
私はちょっと工夫したいので、画像作成に向いているCanvaを使っています。大会告知などにも使っているのですが、簡単に素材が手に入ったり、基本的な写真の編集やテロップ作成であればだいたい間に合うというのがメリットです。また、動画編集アプリ内でサムネを作り、それをスクショするといったやり方もあります。本格的なものを作りたいなら有料ですがPhotoshopなどが選択肢に入ってくるでしょう。
編集時のポイント
私が普段動画を作っているときのポイントです。とはいっても自分自身でもできていない箇所があるので、できればレベルとして参考にしてください。
スマホで観られる前提でつくる⭐️⭐️⭐️
自分のチャンネルでは半分以上の閲覧がスマホからというデータが出ており、他のチャンネルでもおそらく同様だと思います(次に続くのがPCとテレビが同じくらいです)。そのため、ひとつひとつのテロップは大きめにわかりやすく作ると小さな画面でもわかりやすくなります。

テロップは長めに表示する⭐️⭐️
編集している側にとっては説明用のテロップの表示などは短くていいかな~と思ってしまいますが、観る側にとっては初めての映像なので、5秒とかだとすぐに消えてしまい情報に追いつけなくなります。そのため、内容によりますがだいたい15秒を基準として表示するとみやすくなります。

デザインは統一感を重視する⭐️⭐️
テロップのデザインはかなり難しい分野ですが、初心者であればあまりこだわらず、シンプルに作ることを心がけます。 特にパーツごとにバラバラのデザインにせず、基本的には同じ素材を使いまわして中身の文字だけ変える、などすると統一感がでてみやすくなります。
- フォントは同じものを使う
- 文字のサイズは同じにする
- テロップの表示位置も統一する
段々となれてきたら、意味合いの違うテロップには別のデザインを使う、などアレンジを加えていきます。

適度にカットする⭐️⭐️

動画を観る側にとっては、モルックの投てき間などの空き時間はひたすら待たされるだけの時間になるので、とくに解説を挟んだりしない限りはどんどんカットします。ショートカットキーを使ったり、音声の波形をみるとカットしていい場所が分かったりします。
解像度や滑らかさを合わせる⭐️⭐️⭐️
撮影した動画素材にあわせて、アップロードする動画の解像度や滑らかさ(FPS)を指定します。せっかく1080p60fpsで収録したのに720p30fpsでアップする、といったことがないよう設定を確認しましょう。
動画に利用して問題ない素材かをチェックする⭐️⭐️⭐️

動画中に使用するBGMや効果音、グラフィックの素材については、私的に利用しても問題ないものであるか(フリー素材なのか)を確認したうえで利用しましょう。だいたいダウンロード先サイトにそういった説明がされているので必ずチェックします。許可されていないものを使用した場合、音声が強制的にミュートされたりしてしまうので注意が必要です。
映り込みに配慮する⭐️⭐️⭐️
撮影対象以外の人物やモノが動画中に映り込んでしまっている場合は、カットしたりモザイク処理などを行います。とくに無関係な子どもの映り込みなどは必ず公開しないように配慮します。
環境音を減らす⭐️⭐️⭐️

モルックの動画でありがちなのが、風などの環境音が大きく不快感が出てしまうことです。おそらく素材そのままで音声に関する調整をしていないと思います。スマホアプリだとわかりませんが、PCの編集アプリだとノイズ低減や素材ごとの音量バランスを調整するツールが存在するのでそれを利用します。
音声を入れるときはハッキリと喋る⭐️⭐️
解説などであとから音声を入れる場合は、はっきりと発声して録音します。自分が思っている以上に録音されたものはこもった感じの音になってしまうので、ぼそぼそと喋るような感じだと(マイク越しだとより)聞き取りづらくなってしまいます。騒音問題に配慮したうえでハキハキと喋る必要があります。また、特に男性の場合は低音がこもると聞き取りづらさにつながるので、イコライザーやマイクの機能でローカットするとマシになります。
また音声を追加する場合は、ナレーション側の音量を大きくし、モルックの動画については音量を控えめにすることでバランスをとります。
用語は正しいものを採用する⭐️⭐️
公開する動画の場合は、モルックに関する用語はなるべく公式的なものや広く普及しているものを使用します。仲間内だけで知られている(ミーム的な)言葉は、初見のユーザーを遠ざけるような「身内感」が出てしまうし、初心者の方が誤解してしまう可能性があります。
投稿時のポイント
概要欄をちゃんと書く⭐️⭐️⭐️
YouTube動画などは動画説明にあたる「概要欄」があるので、しっかりと内容を記載しましょう。例えば以下のような情報があると観る側が助かります。だいたい5W1Hを埋める感じで考えます。
- いつ、何の大会(イベント)なのか
- 大会のURLや主催のSNSアカウントなども添える
- 別の大会の予選にあたるなど、他大会とのつながりなど
- 出演者は誰か、どのチーム所属か
- チャンネルの説明・投稿者のSNSアカウント
- 同じ大会(イベント)の別の試合のリンク
最大のポイント⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ここまで撮影~投稿までのポイントを紹介しましたが、最大のポイントは「とにかく投稿する」ことです。
色々なノウハウを集めたり、機材を揃えたりしても、やはり1度撮影~投稿してみて初めて分かることのほうが断然多く、公開して閲覧され知り合いからリアクションをもらい…という経験によって更にモチベーションを得ることができます。なので、仕上がりに納得いかなかったり、もうちょっと良くできるのでは…と考え込み投稿しないよりは、50点くらいの出来でいいのでどんどんアップしたほうが楽しく続けられると思います。いろんな趣味の中でも動画投稿は続きにくい部類だと思うので、とりあえず投稿する!は長続きする最大の秘訣です。
【追記】スキットルの色分けについて
引用リポストで以下の意見をいただきましたので、個人としての考えを追記します。
https://x.com/takazawa/status/1953080669212688411
あと、モルックは配信動画だとちょっと離れたスキットルは番号が小さ過ぎて見えなくなってしまいがちなので、スキットルにこういう色分けをしてその色で何番かわかるようにする事を提唱する。
実はスキットルを色分けしてみやすくする、という動きは各地域でちょこちょこ発生していて、自分の知っている限りだと2021年あたりには福岡とかであったな~という記憶があります。
そして、色分け自体は今後必要なアイデアだと思っているのですが、進めていくにあたって以下のような問題や課題があります。
何色にするかを決める
スキットルの色分けにあたって、どの番号に何色を指定するか、ということを決めないといけないのですが、色分けのいしかたは各団体で共通化する必要があります。
たとえば、A団体では1番に「青」を塗っていたのに、B団体では1番に「赤」を塗っているようだとあまり意味がなくなってしまうよねということです。どれが何色なのかが直感的に結びつきにくく、せっかく塗ったのに動画の画面上に色の対応表をテロップとして記載するようでは本末転倒になってしまいます。
そのため、本格的に色分けを推進していくためには、団体間で取り決めをしたほうが良い、という話です。少なくとも国内レベルでは共通認識ができている状態で始めたいです。
具体的にな色の定義については、他の競技で指定されているものを参考にするべきかもしれません。ぱっと浮かぶのは競馬や競輪などの公営競技、ビリヤードなどがあると思います。また、色弱(色覚異常)の方にも配慮し見え方に個人差が出にくいようにすることも考えなければなります。
プレーへの影響を減らす
もう1つの課題はプレーヤーへの影響を極力減らした形で色分けを実現しよう、という話です。
たとえば引用リポストでいただいた画像だとビニールもしくは布のガムテープ?でスキットルに色を設定していますが、こういった素材のテープを巻くことで、スキットルに当たったときの衝撃の強さ、転がり方、他のスキットルとぶつかったときの動き、スキットルの上にスキットルが乗ったときの「落ちにくさ」などに影響があると思います。
このあたりはテープを巻くことに限らず、競技的に向き合っているプレーヤーほど「スキットルを何も加工していないときとの違い」に敏感であり、なるべくそのままの(バニラな)スキットルでプレーしたいと考える傾向があるので、「なるべくプレーに影響しないように色分けをしよう」という考え方が必要になってきます。
例えばテープではなくスプレーで塗るほうが影響は少なそうだな、と思うのですが、実際にやってみたら意外な違いがあると思うので、試行錯誤が必要です。また、色によって膨張色(実際の色よりも大きく見える色、反対に収縮色もある)を塗ったときに見え方が変わる可能性があることにも注意が必要だったりと、慎重になるべきポイントもあります。