
全国のモルックファンの皆様、おはようございます。全国モルックカレンダーを運営しているカクシトイスタ貝塚です。
たまに更新しているモルック動画についてのコラムですが、今回はライブ配信を始めたい、最近始めた方向けに、回線を安定させるためのコツを紹介します。
簡単に言ってしまうと、
- サブ回線としてpovo2.0を契約しよう
- モルック配信をする日は24時間データ使い放題プランを利用しよう
で終わる内容です。既にpovoに関して聞いたことがある方は、この時点でご自分で調べたほうが早いまであります。
ということで、以下は個別に説明していきます。
※本記事ではかなりpovoをおすすめしていますが、当然ながら宣伝記事ではありません。他に配信向きの回線に関する情報があれば是非お寄せください!
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モルック配信で目指す画質設定
配信用アプリの選択
モルック配信を始めている方は、多くがYouTubeの純正アプリによる配信ではなく、ライブ配信専用のアプリを使用されていると思います。一番よく見るのはPrism Live Studioなので、これから始めたいかたはiPhone、Android問わずまずはこのアプリからで良いと思います。(Prism Liveに関する個別の説明は省きます)
ちなみに自分は「IRL Pro」というAndroid専用のライブ配信アプリを使用しています。IRLはIn Real Lifeの略で、まさしく外配信をするためのPro向けのアプリというだけあり、(Prism Liveだと有料になるような機能も含め)完全無料で利用でき、かなり細かい設定が可能になる高機能さが特徴ですが、その分設定が難しく、日本語UIが無い、PC画面での事前準備が(ほぼ)必須になるというハードルも存在します。
そのため、やはりまずはPrism Liveの無料版から開始するのが安定択といえるでしょう。
モルック動画で欲しい解像度・ビットレート
Prism Liveなど配信アプリでは、動画の解像度やビットレートを指定することができます。「ビットレート」は(誤解を恐れずざっくり説明すると)「一定時間あたりにどのくらいのデータ量を送るか」という設定値であり、単純に大きくなるほど画質は向上します。
モルック動画では、だいたいこのくらいあると安定します:
- 解像度:1080p
- フレームレート:30fps
- ビットレート:4000 ~ 6000(6000を最高として、環境にあわせ調整)
一般的なIRL配信の記事だと、解像度は1段階下がる「720p」でも十分という説明が多いです。ですが、モルックの試合を配信する際は「スキットルの番号が見えるかどうか」がかなり重要であり、番号をくっきり見せるため1080pをキープする、という方針にしています。
フレームレートは「1秒間あたりに何枚の画像を表示するか」という設定値であり、現在のテレビや家庭用ゲームでは60fps(1秒間に60枚)が一般的ですが、比較的動きの少ないモルックにおいては30fpsにとどめることで、配信動画を安定させたりスマホの負担を減らすことを優先します。
ビットレートは6000kbpsがあると十分といえます。一応上げれば上げるだけ高画質になるのですが、7000より上はそこまで実感として差を感じられません。Prism Liveではデフォルトでここらへんの数値に設定されていたと思います。外配信では場所や時間帯によって回線が安定する・しない場合があるので、あくまで「配信が途切れない、止まらないこと」を最優先してビットレートを細かく調整します。
※Prism Liveでは配信途中にビットレートを上げ下げできませんが、一度ストップすることで調整が可能になります。ストップする際にYouTubeの配信枠自体は終了せず、再開する際に同じ枠で配信し直すと、視聴者側も枠移動をする必要がなくなり快適に視聴できます。
契約しているスマホ回線によっては高画質配信が困難になる
外配信をする場合は、会場のWi-Fiを使用することはほぼできず、自前のスマホ用回線で配信することになります。ですが以下のような問題があります:
- 配信で消費する通信量はかなり大きく、通信制限になってしまう
- 大手キャリア以外のいわゆる「格安SIM」を契約している場合は、回線速度が足りない
このため、普段から通信量にとても余裕があるプランを契約していない限り、何も準備せずモルック配信をしようとするとこのあたりの回線トラブルに巻き込まれてしまいます。
配信に使用するのはアップロード用の「上り回線」です。普段の利用で回線速度が十分だと思っている場合も、ダウンロード用の「下り回線」よりも上り回線は遅くなるよう設計されていることが多いため、配信しようとしたら速度が足りなかった…という場合も少なくありません。
サブ回線としてのpovo
povo 2.0とは、2021年9月より提供を開始したKDDIが運営するプリペイドサービスです。auとpovo2.0の大きな違いは月額料金プランです。
- au:月額料金プランがあり、家族割や年齢による割引がある
- povo 2.0:月額基本料金が0円で、必要なときにデータ容量や通話オプションを「トッピング」する
povo 2.0はauの回線品質をそのまま利用できるため、通信速度や通話の繋がりやすさはauと同等。
メインの回線としての利用に加え、サブ回線としても人気があり、povo 2.0の評判も「速度が安定している」「節約になる」と高評です。
povo 2.0とは?auとの比較や違い/料金プランもわかりやすく解説 | モバイルDASH
「月額基本料金が0円」なので、イコール「利用しなければずっと0円のままSIMだけ持っておくことができる」ことが可能で、頻繁に配信する予定がなかったとしてもとりあえず持っておく、という選択が可能です(どうせなんやかんやで取られるんじゃないの?と思っていましたが、ある月は利用がなかったので本当に0円でした)
そして回線速度は3大キャリア並みなので、モルック配信に求められる画質をクリアすることができます。
※180日間まったく利用がないと自動的に解約されてしまいますが、ローソンやDMMのクーポンつきプランを契約することで、実質的にかなり安価で契約を維持できます。
また、最近のスマホ機種は多くが複数のSIMカードを差し込むことができる「デュアルSIM」に対応していたり、実体としてのSIMカードを挿さなくてもすぐに利用開始できる「eSIM」に対応しているので、配信するときは普段使いのSIMカードをいちいち取り外したり…という面倒ごともありません。
※初期設定やpovo全体のシステムについては本記事での説明を省きます
配信する日は24時間プランを使う
いざ配信をする日は、「データ使い放題(24時間)」トッピングを購入し利用することをおすすめします。
※povo2.0は月額制の料金プランではなく、データ容量(ギガ)や通話かけ放題などの「トッピング」を必要な時に必要な分だけ、アプリで購入することができます。

その名のとおり購入から24時間は通信量が無制限になるプランで、配信をする際も通信量の心配をすることなくジャブジャブデータを使い倒すことができる、モルック配信には最適なプランです。
他にも6時間使い放題プランなどもありますが、時間と価格のバランスからして24時間プランが一番おすすめです。
また、期間限定で24時間✕5回分のコードを4回分の料金したりしているので、定期的に配信する場合はまとめ買いがおすすめです。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限します
とありますが、現在まで制限がかかったケースには遭遇していません。1時間に数百GBのファイルをダウンロードし続ける、とかではないので引っかかることはなさそうです。
また、最近は日本選手権のために前日と当日の2日間配信をしていたため、週末3日間分使い放題になるプランを利用していました。配信以外にも遠征時のスマホ利用、またタブレットにデザリングもしていたのですが終始安定していて快適に過ごすことができました。こんな感じで用途に合わせて様々なプランが用意されているため、自分が用途に合わせてセレクトすることができます。
povo回線での配信実績
自チャンネルでの最近の配信アーカイブです。日本選手権の会場で午前から夕方までの長時間配信を行いましたが、雨やスマホ起因による一時的なストップ以外は止まることがなく、回線は安定していました。

自配信のアーカイブ。実は都合により4~5m離れた場所からズーム撮影していますが、近~中距離にあるスキットルの番号が見える状態をキープすることができた
https://www.youtube.com/live/4uWuOHEJOwA?si=6yFyBPpL9E05loOO
海外での実績は不明
povo2.0は海外利用向けのトッピングも用意されていますが、実際に利用したことがないので、たとえばフィンランドの世界大会でも満足に利用できるかは不明です。私が趣味で観ているゲームのコミュニティでは、海外大会の会場から配信するために現地のSIMを購入する人もいて、別途様々な方法があると思われます。

