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【出場チーム紹介♯5】京都から現れた超新星!SYのイニシャルが導く、緻密な戦略と学生らしい「遊び心」の調和、Ankka_SY(「Mölkky Mania THE FINAL」出場チーム特別連載) #PR

ℹ️本記事について

本記事は2026年3月22日開催の「Mölkky Mania THE FINAL(モルマニファイナル)」特別企画として、大会運営のMölkky Mania様から寄稿いただいた内容を掲載しています。

2026年3月、各地の王者が集うMölkky Mania Presents 2025 FINAL CHAMPIONSHIP。

今回ご紹介するのは、6月に開催された激戦のMölkky Mania Osaka -OPEN- vol.7を制した、京都大学モルックサークルAnkka所属の3人組「Ankka_SY」です 。

チーム名の「SY」は、メンバーであるさわでぃーか(澤田大和)、ゆういち(塩谷悠一郎)、ねぎ(山根木颯馬)の3人全員の本名のイニシャルが偶然にも「S.Y」であったことに由来しています。

結成のきっかけは、リーダーのゆういちさんが「実力を試したい」と大会の2日前にサークル内でメンバーを募集し、滑り込みでエントリーしたことでした。急造チームでありながら、学生らしいのびのびとしたプレーで見事大阪の頂点に立った彼らの、個性豊かな素顔に迫ります。

blog.jajapatatas.com

1. 勝利の盤面を描く「司令塔」:ゆういち(塩谷悠一郎)

チームの発起人であり、冷静な分析力と高い技術を兼ね備えたゆういちさん。2024年の春に友人に誘われてサークルの新歓に参加したことが、彼のモルック人生の始まりでした。

「野球で培った投げ勘」と「最短ルートでの勝利」

ゆういちさんはもともと野球をやっていた経験から、最初からある程度の「投げ勘」が備わっており、それがモルックにはまるきっかけとなりました。 彼のスタイルは、順手を極めることにあります。

「スキットルの芯に直に当てるのが一番気持ちいい」と語り、普段の練習から変な当たり方ではなく、納得のいく心地よい当たりを追求し続けています。

一方で、好きな技として挙げるのは「ギャッサ」です。 まだ使い手が限られているこの技を駆使し、他の人が見えていない盤面で最短で勝てるスキットルを奪いに行くのが彼の真骨頂です。

「気負わない」ことが生む最高のパフォーマンス

「あまり入れ込みすぎず、大会とは少し距離を置く感覚の方が結果が出る」という独自のメンタル論を持っています。 公式大会などのどうしても勝ちたい大きな大会前はしっかり調整しつつも、最後は自分の感覚やチームメイトを信じ、挑みます。優勝したモルマニ大阪の際も、「どこまで勝てるかな」という軽い気持ちで臨んだことが、結果としてチームに良い流れをもたらしました。

2. モルックの小技へのこだわり:さわでぃーか(澤田大和)

小学校2年生から中学校3年生までの8年間、父の仕事の都合でタイに住んでいた経験を持ち、その挨拶と名字を組み合わせたモルックネームを持つさわでぃーかさん。サークルでの先輩からの「ガチらないか」という強い誘いが、彼を競技モルックの世界へ引き込みました。

伝統の三要素「脱力・軌道・平行」の追求

さわでぃーかさんの技術の根幹にあるのは、所属サークルAnkkaで代々大切にされている順手の三要素「脱力・軌道・平行」という理論です。 彼は特に、棒を地面に対して水平に放つ「平行」を大切にしていて、「平行に投げることができれば、棒のズレが減り、安定感が増す」と説きます。この理論を徹底的に体に叩き込むことで、試合中のプレッシャー下でも崩れない正確なショットを生み出しています。

サッカー経験を「感性」の補完に

一方で、それまでのサッカー経験は、技術を補完する「イメージの源」として活用されています。 例えば、曲がるショットである「カッサ」を投げる際にイメージする軌道はサッカーのカーブキックと似ていて、感覚的に少し近いそうです。また、毎回の投擲は強いて言えば「フリーキック」、モルックアウトの場面は「PK」になぞらえるなど、アスリートとしての集中力の高め方を心得ています。 理論に基づいた技術と、勝負どころでの鋭い「感性」。この両輪が、彼の強さを支えています。

「寄せ」の技術を磨く「セルフ10番」

「投げないと感覚がすぐ鈍る」という自己分析のもと、就活中であっても毎日1時間は練習することを自分に課してきました。 1人で投げる際は練習内容も独特で、自分自身をAチームとBチームに分けて10セット勝負を行う「セルフ10番」を1時間半かけて行い、特に「寄せる(相手を邪魔する)」技術を磨き上げてきました。 難しい小技を決めてドーパミンが出る瞬間に最大の喜びを感じるタイプであり、学生最後のジャパンオープンに向けて意気込んでいます。

3. 幸運を引き寄せる「愛されキャラ」:ねぎ(山根木颯馬)

高校の体育の授業で、雨の日にグラウンドが使えず柔道場のような場所でモルックをしたことが出会いだったというねぎさん 。用務員の手作りの細いモルック棒を使っていたというエピソードも彼らしい原点です。

「運試しの場」と「徳を積む」習慣

大会を「自分だけの力ではなく、日頃の行いが反映される運試しの場」と捉える独特の哲学を持っています。その運を引き寄せるため、自分の中に「これより大きいゴミは拾おう」というラインを決め、目に留まったゴミを拾うなど、些細な徳を積むことを欠かしません。 この謙虚な姿勢が、勝負どころでの「運」の強さに繋がっています。

こだわりの「ふわり飛ばし」

好きな技は、手前のピンを超えて奥のピンだけを弾き飛ばす「ふわり飛ばし」です。 単に当てるだけでなく、低弾道で手前ギリギリを攻める「チキンレースのような感覚」に爽快感を感じると語ります。 試合中は戦略以上に「腕が進むか(直感的に投げたいと思えるか)」という感性を重視していて、 卓球で培った柔軟な下半身を活かし、思い切りの良い投擲を見せます。 大阪大会では「さわでぃーかさんの調子が良かったから」と謙遜しますが、最後の一投をきっちり仕留める勝負強さはチームに不可欠なピースです。

最強の証明へ、いざファイナル!

大阪大会での優勝を「エンジョイ大会として、のびのび投げられたことが勝因」と振り返るAnkka_SY。しかし、その裏にはサークル内での猛練習や、他競技の感覚を応用した緻密な技術体系が存在しています。

ファイナルに向け、ゆういちさんは「そんなに入れ込まず、二人に当ててもらって勝てたらいい」と自然体で語りますが 、ねぎさんは「今度は自分が引っ張れるように頑張りたい」と意気込みを見せています 。さわでぃーかさんは「Ankkaの名前を全国に広めたい」と、サークルへの強い愛着と野心を覗かせます 。

3人の「S.Y」が織りなすチームワークと、学生らしい自由な発想。 大阪の王者が、全国の猛者たちが集う大舞台でどのような「遊び」を見せてくれるのか、期待せずにはいられません。

取材・文:Mölkky Mania 永濵侑

Mölkky Mania X(Twitter)

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