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【出場チーム紹介♯17】前夜の緊急結成から岡山の頂点へ!「大声」で雰囲気を操る広島の強力タッグ、のっすーの野望(「Mölkky Mania THE FINAL」出場チーム特別連載) #PR

ℹ️本記事について

本記事は2026年3月22日開催の「Mölkky Mania THE FINAL(モルマニファイナル)」特別企画として、大会運営のMölkky Mania様から寄稿いただいた内容を掲載しています。

2026年3月、各地の王者が集結するMölkky Mania Presents 2025 FINAL CHAMPIONSHIP。今回ご紹介するのは、11月に開催されたMölkky Mania Okayama -OPEN- vol.2において見事優勝を飾った「のっすーの野望」のお二人です。

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チームメンバーは、広島を拠点に活動する「のすけ(竹下昌之介)」さんと「YASSUU(安田公平)」さん。チーム名の「のっすーの野望」は、お互いのモルックネームをくっつけて名付けられました。

驚くべきは、その結成の経緯です。なんと大会前日の夜、YASSUUさんがのすけさんを急遽誘ったことで誕生した即席チームなのです。しかし、共に広島で腕を磨く二人の息はぴったり。チームのチャームポイントを「声が大きいところ」と声を揃える二人が、どのようにして岡山の地で優勝を掴み取ったのか。その強さの秘密と、対照的でありながら共鳴し合うモルックへの情熱に迫ります。

1. 勝負所のスナイパー:のすけ(竹下昌之介)

【所属チーム:スリーポイント】

モルック歴は2022年4月から始まり、2024年6月頃から本格化したというのすけさん。第5回モルック福岡大会で2位に輝くなど、確かな実力を持つ彼のモルックとの出会いは、コロナ禍、大学での「偶然」がもたらしたものでした。

体育館が取れずに始まったモルック

のすけさんがモルックに出会ったのは、大学で自身を含めた数人で「室内スポーツサークル」を立ち上げた時のこと。新入生歓迎会を行わなければ人が集まらない状況でしたが、コロナ禍明けということもあり体育館の予約が全く取れませんでした。

「どうしようか」と悩んだ末、屋外・非接触でできるスポーツとして取り入れたのがモルックだったのです。その後、後輩が増えてきたタイミングで大会などに出場し始め、徐々にその魅力にどっぷりとハマっていきました。

現在は大学院生として研究に励む傍ら、来年が「学生最後」の年であるため、「後輩たちとわちゃわちゃできるのも今年まで。サークルの後輩たちと優勝したい」という熱い目標を掲げています。

コミュニケーションのツールとしての魅力

バスケットボールの経験を持つのすけさんは、モルックの入り口の魅力を「コミュニケーション」だと語ります。

「競技レベルが上がれば戦略やメンタルゲームが重要になりますが、入り口の部分では、チーム内で『次は何を投げるか』を絶対に相談して決めなければならない。モルックさえしていれば、放っておいても勝手にコミュニケーションが生まれるスポーツなんです」と、サークルの新歓で重宝した理由を振り返ります。

朝7時の「朝練」と、究極の勝負強さ

大学院生として多忙な日々を送るのすけさんですが、その練習への取り組みは非常にストイックです。

時間がない中でも、朝7時に早起きして1時間ほど投げてから大学へ向かうという朝練をこなしています。また、学生たちの授業が終わる夕方のタイミングに合わせて大学近くの公園へ行き、誰かがいれば一緒に、いなければ後輩を呼んで週に3〜4回の練習を重ねています。

彼の最大の持ち味は、YASSUUさんも「全国トップレベル」と絶賛するここぞと言わんばかりの勝負強さです。上がり目の場面が大好きだというのすけさんは、「フィールドに出ている単品のピンは絶対に取れると勝手に思い込んでいる。『とりあえず俺に繋いでください』というマインドでやっている」と豪語します。

一番の年長者として「ミスしてしょげてもいいことはない。ミスしても自分がどうにかするから、何も考えずに投げてこい」と後輩たちを鼓舞する頼もしい先輩肌。その圧倒的な自信と精神的支柱としての役割が、前日結成のチームに揺るぎない安定感をもたらしました。

2. 「直当てオーバーミス」に込めた執念:YASSUU(安田公平)

【所属チーム:Phoenixxx、広島Five Turn】

モルックネーム「YASSUU」として活動する安田公平さんは、中四国地区の大会で多々入賞を果たしている実力派です。野球、ゴルフ、卓球と様々なスポーツを経験してきた彼がモルックに出会ったのは、2025年3月。ある大会に、友人ら10名ほどで参加したのがきっかけでした。

「熱量の差」から始まった孤独な猛特訓

友人たちと参加した初めての大会で「こういうスポーツって楽しいな」と直感したYASSUUさん。しかし、そこから彼と友人たちとの間に、あまりにも大きな「熱量の差」が生まれてしまいます。本格的にモルックを追求したくなった彼は、一人で黙々と距離感を掴むための練習を2025年6月頃から始めました。

現在では、最低でも週に4日、多い時では週に7日も投げるという凄まじい練習量を誇ります。「仕事が終わったらすぐに練習に行く」という生活を続け、最近では「選手権強化メンバー」というグループを自主的に立ち上げました。2026年の日本選手権でベスト8以上を目指す広島のメンバーたちと平日の夜に集まって練習を重ねており、実は相方ののすけさんも毎週金曜日に一緒に投げるメンバーの一人なのです。

「直当てオーバーミス」の呪文とメンタルコントロール

YASSUUさんが試合の中で最も大切にしている独自の理論があります。それが「直当てオーバーミス」です。

「ショートして(手前で落ちて)跳ねてミスするくらいなら、しっかりとオーバーを狙って投げる」というこの意識は、彼自身の「リリース点が早くなってしまう」という癖を修正するためのものです。ギリギリまで棒を手放さずに引っ張るために、「しっかり投げ切っていいよ」と自分自身に言い聞かせる「呪文」のようなものだと語ります。技術的な修正をメンタルの次元にまで昇華させるこの徹底ぶりが、彼の精度の高いショットを支えています。

プラス思考を生み出す「大声」のマネジメント

チーム戦においては、実力以外の「勢いや流れ、運」といった見えない部分をコントロールするために、相方のメンタルを和らげる「声かけ」を極めて重要視しています。チャームポイントである「声が大きいところ」を最大限に活かし、当てた時の感触の良さをしっかり声に出して喜びを分かち合います。

さらに、ミスをした際の声かけも秀逸です。「自分たちが先攻だから今のミスは全然いいよ」「(難しい)ふわりが当たらなかったのは、スキットルが取りにくいままだから、全然切り替えていこう」と、どんな状況でも必ずプラス思考に持っていく言葉を選びます。投擲前にも「こういう当て方でいったらいいんじゃないか」と細かいイメージを徹底的に共有するそのマネジメント能力が、急造チームを優勝へと導く強固な接着剤となりました。

3. 金曜日の仲間が起こした、前日結成の奇跡

大会前日の夜、急遽結成された「のっすーの野望」。しかし、普段から広島で共に練習の汗を流す二人にとって、その急造は全くハンデになりませんでした。

試合を通して、YASSUUさんの豪快なガシャが盤面を切り開き、のすけさんの研ぎ澄まされた勝負強さが確実にゲームを締めくくる。大声で喜びを分かち合い、ミスをプラスの言葉でカバーし合う二人の姿は、長年連れ添ったパートナーのような阿吽の呼吸を見せていました。

いざ、FINAL CHAMPIONSHIPへ!

3月のファイナルに向けて、二人の意気込みは「楽しみながら優勝目指します!」という言葉で完全に一致しています。

のすけさんは持ち前のポジティブさと「俺に回せば取れる」という絶対的な自信を胸に、全国の舞台へと乗り込みます。

YASSUUさんは、2026年の日本選手権ベスト8以上という壮大な目標への試金石として、このファイナルの舞台でも「直当てオーバーミス」の呪文を唱えながら、徹底的なプラス思考でチームを鼓舞し続けるでしょう。

サークルの体育館が取れなかったことから始まった学生の熱意と、友人との熱量の差から一人で棒を投げ続けた社会人の執念。

広島の地で交わった二人の情熱が、「大声」という最強の武器を携えて、全国の猛者が集うファイナルの舞台で大暴れします。のっすーの野望が現実となるその瞬間を、私たちは見逃すわけにはいきません。

取材・文:Mölkky Mania 永濵侑

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